INTERVIEW 社員紹介
小田嶋 暁 Satoru Odajima
- 工学部・電気工学科 卒
- 1998年入社
工夫を凝らして未来の機械設備を創造。
それは遊び以上に面白い仕事だ。
役割を終えた鉄に新たな命を吹き込む
ダイナミックな仕事にひと目惚れ。
世の中で役割を終えた鉄スクラップを電気で溶かし、新たなニーズに合わせて復活させる…。そんな夢のような設備が共英製鋼にあると知り、とても魅力を感じたのが入社を決めた理由です。最も印象的だったのが、電気炉でスクラップを溶解する際に見られる最初の稲光の美しさ。その設備を操る技術を身に付けたいと強く思いました。
入社後は学校ほどではないにしろ、機械や電気などの技術をしっかり教えてもらえると想像していましたが、教わったのは「安全に十分に注意する。怪我は絶対しないように。知らないことはやらないこと」というポイントのみ。技術的知識は「現場研修に入って、先輩から見て盗め」という大らかな社風だったことに軽い驚きを覚えました。
故障しない機械設備を目指して
多角的な取り組みでメンテナンスを推進。
私が所属する工務課は、生産ラインの安定稼働を使命としています。鉄鋼製品を扱う機械設備は過酷な環境で使用するため、メンテナンスを怠ると間違いなく故障します。しかし、生産ラインから要求されるのは、故障しない設備。機械を常に最高の状態で使用できる期間を長くするため、日々、設備の能力低下が起きる前に必要な整備に当たっています。
この仕事のやりがいは、単に故障した機械設備を直すだけではなく、自分たちが主体となって改造や改善を施したり、新設備を導入したりして、機械設備の寿命向上やコストダウンを達成できること。そうしたことを繰り返し、生産ラインで働く仲間たちから「楽になった」と言われると、さらに次の難しい課題に取り組む意欲が湧いてきます。いわば、機械設備の未来を創造するような、今の仕事ほど面白いものはないと感じています。
仕事は一人ではできないもの。組織づくりと人づくりでさらなる高みへ。
「一人でやると非常につまらないもの」というのが私の仕事観です。一人だとすべての物事を自分の責任に感じ、一人で実践する重圧に心が折れてしまいます。私はこれまで社内外多くの人々に助けられ、ここまで成長することができました。人同士のつながりを大事にすること、難しい課題を全員一丸で乗り越えて行くことで、さまざまな課題を解決してこられたと思っています。
そういう意味では、いちエンジニアから管理職となった今、「組織づくり」や「人づくり」に大きな興味を持っています。現在、工務課では課長候補が育成されており、私の後任として昇格が決まれば、この先、私はまた別のプロジェクト・部署での仕事を手掛けることになるでしょう。どんな仕事であっても、組織づくりや人づくりを通じて自分の能力を高めていき、会社に貢献し続けたいと考えています。
一日のスケジュール
- 8:30
- 出社・1日のスケジュール確認・メールチェック
- 9:00
- メールチェック・事務作業
- 9:30
- 事務処理
- 10:30
- 現場作業の進捗確認・会議・打ち合わせなど
- 12:00
- 昼食
- 13:00
- 工程の確認作業・会議・打ち合わせなど
- 15:00
- 現場でのミーティング・打ち合わせなど
- 16:00
- 現場作業の進捗確認・打ち合わせなど
- 17:00
- 退社