MESSAGE トップメッセージ
社会インフラを支える
「Spirit of Challenge」
を求めます。
- 代表取締役社長
- 坂本 尚吾 Syogo Sakamoto
鉄筋コンクリート用棒鋼の
トップメーカーとして社会に貢献する
当社は、鉄筋コンクリート用棒鋼のトップメーカーとして、「国内鉄鋼事業」・「海外鉄鋼事業」・「環境リサイクル事業」を展開する“資源リサイクル企業”。
“資源リサイクル企業”を標榜するのは、生産する建設用鋼材の原料に天然資源である鉄鉱石ではなく、一度使われた鉄である鉄スクラップを使用する電気炉メーカーであるがゆえです。資源を輸入に頼る日本において、国内で自給自足できる数少ない資源であり、半永久的なリサイクルが見込める鉄スクラップを生かすことで、安定的な鉄鋼製品の供給を可能にしています。
電気炉メーカーは、排出するCO2の量が高炉メーカーに比べ少ないため環境への負荷が低いというメリットがあります。さらに、鉄を溶解する際に発生する2,000℃以上のアーク熱を有効利用し、さまざまな産業廃棄物を完全無害化する環境リサイクル事業にも積極的に取り組んでいます。
海外事業も昔から力を入れており、当社の製品は国内外で広く活用されています。社会基盤を支える資材で世界のインフラ・環境づくりに貢献する――。スケールの大きな仕事だと実感していただけると思います。
グローバル化の更なる推進と
環境への取組み強化
日本の電気炉メーカーとして初めて海外に進出して以来、各国へ積極的に事業を展開し世界3極体制としてきました。近年はベトナムにおける鉄鋼事業の拡大や港湾事業への参画、アメリカへの再進出などでグローバル化を推進。新たな海外展開に向けて取り組んでいます。国内では、鉄鋼事業を中心としつつ周辺事業への進出も積極的に行い、着実に事業基盤を強化。同業他社との差別化を図ることで、さらなる優位性を確立していきます。
環境リサイクル事業においては、処理が難しいとされてきたアスベストやフロンガスを、電気炉を用い安全かつ適切に完全無害化し一部を資源としてリサイクルする技術を開発し、高度化する社会からのニーズに対応しています。今後も電気炉をコアにあらゆる廃棄物を確実に処理する、一所完結型の総合リサイクルシステムの展開を推し進めていきます。
さらに、鉄鋼事業と環境リサイクル事業を同時に行う資源循環型事業を営んできた35年にわたる事業をブランド化し、電気炉で医療廃棄物や産業廃棄物等を完全無害化溶融処理しながら製造した鋼材で、かつ、生産から出荷までトレーサビリティを確保した製品を「エシカルスチール」と名付けました。社会課題を解決しながら鋼材を製造する「エシカルスチール」を通じて、当社の企業価値を更に高めてまいります。(エシカルとは:人に社会に環境に配慮した倫理的な行動)
また、広大な遊休地を利用してオリーブを育て実から抽出したoilをノベルティとして社内外に配布をしているほか、市町村や病院への寄付活動を行うなど、幅広い地域貢献活動を行っています。
このように様々な取組みを進めている当社ですが、その根幹は「社会に貢献する」という企業理念にあります。「社会あっての企業」という創業者から受け継がれてきた志を貫き、社会とともに「100年企業」を目指します。
大切なのは「Spirit of Challenge」。
受け継がれてきた「困難を乗り越える強い精神力」
「失敗を恐れずに大胆なチャレンジをする」、それが当社の神髄です。新人にもチャンスは多く開かれており、たとえすぐに結果がでなくても、挑戦し続ける姿勢そのものを評価する土壌が根付いています。ですから、入社の段階で、この業界のビジネスに関わる資格や深い知識は必要ありません。一人ひとりの成長をサポートする研修体制がしっかり整っていますので、不安を持たず、ぜひ飛び込んできてください。求められるのは、チャレンジ精神ただひとつ。海外でのさらなる事業拡大にも積極的に取り組んでいきますので、グローバルに活躍したいという方にも魅力あふれる会社だと自負しています。近年ではスラグ(鉄スクラップを溶解・精錬する際に生成される副産物)の有効利用を目的とした大学との共同研究など、研究開発の分野にも力を入れています。人の能力は無限です。どんな困難にぶつかったとしても、諦めず前向きに努力し続ける限り着実に成長していきます。一人ひとりが今自分に何ができるのかを考え、自身の力を磨いていき、自分の足で歩んでいく力を身につけてほしいと願っています。
当社はチャレンジ精神のある方にどんどん仕事を任せ、活躍の場を与えていく会社です。共英製鋼の未来を創るためには、皆さんの若い力が必要です。皆さんにお会いできること、一緒に働けることを心から楽しみにしています。